ボヘミアの森

チェコビーズ。

チェコビーズはボヘミアガラスの流れを汲むといわれます。
ではボヘミアというのはどこを指すのでしょうか。

ボヘミアはチェコの西部・中部辺りを指します。
古くはローマ帝国と戦ったり、貴族階級の家が出てきたり……ルクセンブルグ家とかハプスブルグ家といえば聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ハプスブルグ帝国になってもボヘミアガラスは作り続けられていたようです。
それどころか新しい作風まで取り入れて進化を続けていったそう。
しかも材料の入手が困難な時には、代替の資材を使ってどうにかするという職人魂！

ボヘミアンというのは自由な、という意味もあるそうです。
鮮やかな花の咲く森のように、様々な形をもつチェコビーズ。
これからも長く愛され続けるに違いありません。